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話す力で未来を切り開く!~小学校受験に求められる伝える力~

「この子は、話せないので志望校を変えてください」お教室に来る生徒の中でも、最近特に人数が増えてきているのが、小学校受験を目指す子どもたちです。 上記のような言葉を言われて、多くの教室から私たちの教室を訪ねてきてくれるご家族も少なくありません。年々小学校受験では、「ハキハキと自分の考えや思いをお話する」ということが求められてきています。 多くの学校で面接が実施されますので、しっかりと先生方とお話をしなければなりません。その他にも試験の中で、口頭でお答えを求められたり、前に出て発表をすることもあります。 知らない大人やお友達の前ではうまく話せないというお子様は、せっかくの才能を知ってもらう機会が減りもったいない!という言葉につきます。 今回は、小学校受験を目指すお子様がどのように話す力を身につけているのかをコラムでお話ししたいと思います。



話し方教室に来る小学校受験生の悩みとは





お教室にやってくる生徒の中で特に多いお悩みがこちらの3つです。



1.大きな声がでない
2.言いたいことがまとまらない
3.人前で話せない




知らないお教室に連れてこられて、顔がこわばり、涙がこぼれる子もいます。ペットボトルを握りしめうつむいて蓋をかじり続けている子もいました。

話すことが、決して恐怖や不安といったマイナスのイメージにならないように、子ども達の心に寄り添うことから、レッスンはスタートします。


話してみよう!という心を育てるレッスン


小学校受験における話し方とは、決して答えを覚えることではありません。 「こう聞かれたら、こう答えよう」これをやってしまうと、たちまち本番で固まってしまいます。 目標は、丁寧な日本語と良い発声で「自分の考えていることを楽しく話す」ということです。 その時に、話すことを心から楽しめていると目が輝きます。自然に笑顔になり、声が明るくなります。多くの受験生の中でキラリと輝く存在になれるのです。 子ども達がどうして話せないかというと、 原因の多くは「間違えたらどうしよう」「何を言ったらいいのか分からない」「恥ずかしい」です。そんな気持ちを取り払うためにレッスンで行うのが、私たち声のプロの発声練習です。 口の開け方をしっかり学び、ボールを使って声を遠くに飛ばすことを体感し、楽しい発声教材でリズムよく文章を読んでみるといった、体全体で声を出すことを楽しんでもらいます。 回を重ねるごとに「恥ずかしさ」が取れ、その子が持つのびやかな声が聞こえてきます。準備体操をしないままプールに飛び込んだり、いきなり走り出したりすると、気持ちも体もついていきませんね。

話し方もしっかりと準備体操をすることで課題に向き合う力がわいてくるのです。


声で印象UP


小学校受験では、良い姿勢、明るい挨拶、丁寧な言葉遣いといった「印象」がとても大事です。 特にお返事やご挨拶は、大きな声でハキハキとお話ししたいものです。 そのため、お教室には「大きな声がでない」というお悩みを抱えて来られる方もいます。大きな声が出ないというお子様には、全員似た特長があります。 それは、体幹が弱いということです。体幹が弱いと声も弱々しくなり、遠くまで響く声がでません。また、総じて体幹の弱いお子様の滑舌は、甘いことが多いです。声が小さく、滑舌が甘いとどのような印象になるでしょうか?ご想像の通り、実年齢よりも幼く見えてしまうのです。 まずは、体幹を鍛えてみましょう! 片足立ち体操がおすすめです。片足を腰まであげて、両手を広げて1分ふらつきが出ずに立てますか?足を交代して、両足1分ずつあげられるように練習するとよいです。 また、公園での遊びも効果的です。公園の遊具は、自然と体幹が鍛えられるようになっています。普段は遊ばない遊具にも挑戦してみるなど、思いっきり体を動かしてみましょう。 「声」と「体」はつながっているのですね。 しっかりした声が出るようになると、ぐっと印象が良くなりますよ!




話せた!という成功体験を積み重ねる




多くの子どもは、「言いたいことがあるのに適切な言葉が浮かんでこない」ということに悩まされます。ここで必要となるのが、文章の構成力と語彙力です。




「~でね、~でね、そしたらね、~で・・・」とどんどんつながっていませんか?文を短くして、大事なことから話すという順番を教えてあげると話しやすくなり、ぐっと説明力がついてきます。

同時に、語彙力を鍛えていきます。語彙力は、普段の生活の中で増やすことができます。ご家族との会話や、絵本の読み聞かせは効果的です。 特に普段の生活や体験について語れるようになることは必須ですので、しっかりとご家族で「会話」をしておきましょう。 レッスンでは、特にオノマトペ(擬音語・擬態語)を使えるように鍛えていきます。 聞き手の頭の中に映像として映し出された話しは、印象に残ります。そんなエピソードを話す時に効果的なのがオノマトペを入れて話しをすることです。話し慣れるとどんどん使えるようになってきます。 言葉や話し方が分かればあとは元気よく話すだけ!しっかりと話せたという成功体験が、 本番への「自信」につながっていくのです。



話し方がうまくなるきっかけがある



話し方の練習をしていると、子どもの心に変化が起きるタイミングがあります。ある子は、自分の弱さ(人前で声が小さくなる)に向き合い、ある課題をきっかけにそれをやめるとスピーチしたことで、声が大きくなりました。 ある子は、自分の趣味を徹底的に楽しみ、そこから話のネタを拾いどんな課題でもそこに繋げて話すことを身につけました。 また、ある子は、「話し方を習っていなかったからできなかったんだ」と今までの自分を受け入れて、自信に繋げました。 子どもによってタイミングは違います。 大事なのは、子どもが持つ個性を伸ばしてあげること。話すことが楽しい!と思ってもらうこと。 話す力は小学校受験が終わっても必要になる力です。 これから、本番までまだ時間があります。 本番までに続けることは、「楽しく話そう!」ということです。そしてご縁があった学校で思いっきり自分を表現できる子どもになってほしいと考えています。




プロフィール

武岡智子(たけおかともこ) 一般社団法人 HANASO Speech Academy 代表理事

日本テレビ系・テレビ新潟アナウンサーとして5年半勤務したのち、日テレ「スッキリ!」リポーター、「NNN ニュース」キャスターを担当。報道系の硬派なアナウンサーとして活躍。現在は都内インターナショナルスクールで海外の子供向けに日本語を教えるクラスも主宰。日本語教師、アナウンサー歴20年。




HP:https://hanaso-sa.com/

Instagram:https://www.instagram.com/hanasolab.kids


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