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【コラム】セルフブランディングの大切さ~檻に悩まされた経験談から出会ったもの~

更新日:2021年7月30日

前回は、『生き方がガラリと変わったきっかけ』についてお話ししました。 ママとなっても1人の人間であることには変わりない、そんなの当たり前なことなのに、所謂一昔前の『やまとなでしこ像』が一つの正解と考えられている『見えない檻』。そんな檻に悩まされた経験談、そしてそこで出会ったコーチング、ブランディングについて、お話ししたいと思います。 結婚、妊娠や出産が転機となり働き方を考える女性は多いと思います。 特に出産に関しては、本当はすごくすごく尊くて“愛しいこと“ のはずなのに、働く母親はどうしてもネガティブな言葉を言われがち。 私自身もそうでした。妊娠を伝え、もちろん、おめでとうの言葉も頂きましたが、「預けてまで働くことはないのにね」と周囲にヒソヒソ話をされたり、早めに育休から復帰をすることに対して「子供がかわいそう」と言われたこともありました。 会社からは気を使ってもらう立場となり、第一線からは退くしかなくて、あの時は言葉にならないもどかしい気持ちをただただ胸に抱え込むだけで、何も言い返せなかった私がいました。何気ない言葉に、どれほど傷ついたか。


母親として、また妊婦となって働くということに相当の覚悟を持ち、全てを受け入れようと決めていたのに、そこをピシャリと拒まれた辛さ、と同時に、私はこの気負いしなければならない状況に、ある『違和感』を感じ始めたのでした。 妊婦、母親が働くのって、こんなに『遠慮』がつきまとうのだろうか?そんなモヤモヤザワザワな気持ちを持ちながらも、尊い命を守る為に、出産までの一日一日を心穏やかに過ごすことだけを考え、しばらくして無事出産。色々な想いを抱え退職を決めました。



あの時の胸に抱えていたモヤモヤやザワザワがあったから自分と向き合い、“どん底から抜け出す“きっかけとなり、人生大一番の転機を迎えることになったのです。紆余曲折があることで、真の自分の幸せ、そして“咲く場所“ にも気づける。 私はこの一年間、コーチングとブランディングで自分自身と向き合ってきました。得意のピアノを活かしてリトミック講師やピアノ講師をしたり、はたまた育児に悩んでいる方々の支援として保育やベビーシッター等、あらゆる方向から自分自身を見てきました。 会社を辞めたことはもちろん後悔してはいないけれど、実際のところやはり隣の芝生は青く見え、大学の友人が出世しただのそういう話を聞くと、正直、内心穏やかではなかった。 多分怖さがあったんだと思います。今まで大企業の看板を背負い、そのかわりに肩書きをもらい安心していたのも事実だから。キャリアチェンジは決して“挫折“ ではなくて“咲く場所を変える“ だけ。そう思えるようになっていったから。 自分と向き合い、私は『起業』の道を歩むことになろうとは、誰が想像したでしょうか。『起業』にはいろんな側面があって、会社員時代の時以上に覚悟しなきゃダメなこともあったり、自由な反面、保証はない等葛藤もありましたが、『ありのままの私』を思う存分活かせる“場所“だと思ったから飛び込んでみました。



『私らしさ』を手にしたら怖いものは何もなくて、『私らしい輝き』を見つけられます。『私らしさ』を最優先に考えるということは、エゴやプライド、しがみついていた執着心を “手放し“、あらゆる『私』を“受入れる“ ということなんですよね。

これからの時代、自分軸を持ち、『ありのまま』の自分を持ち続けるためには、どうしてもセルフブランディングが必要になります。 難しく考える必要はなくて、 ①大切にしている価値観 ②自分の中の違和感 この2つをいかに問いかけ続けるのがポイントです。 私は今、自分自身を見つめ直すきっかけとなった“ブランディング“を通して仕事をしていますが、それらを必要としているママ、女性達にブランディングの大切さを伝えていけたらと思っています。

『ママだから○○できない、女性だから○○できない』 という気負いは全く持つ必要はなくて、逆に 『ママだから○○できる、女性だから○○できる』 という思考が理想です。 唯一無二の『輝き』を持っている一人一人にどうやってスポットライトを当てるか。生き方そのものまで変わるから、ブランディングは本当に奥深くて面白いんです!! 一昔前、『やまとなでしこ像』がたった一つの正解だと考えられていて、そこを基準に評価されていた時代はもうおしまい!!女性、母親が自分の生き方を自由に追求し、生きて働ける社会を創る、それが私の目指すところです。 変われます!!唯一無二の私達は強く、逞しく、美しい!!




【プロフィール】





星野 彩 ブランディングプロデューサー 法政大学経営学部卒業 卒業後は三井生命(現大樹生命) 保険株式会社に就職

約1年後、オーバーワークで体を壊す寸前で退職。その後結婚。派遣社員等を経験し、日本生命保険株式会社に正社員として入社し約8年勤務。 プライベートでは2011年に長男、2014年に次男を出産。2017年の第三子(長女)の妊娠、出産が転機となり育休復職後しばらくして退職し、2018年からフリーランスとして活動。 忙しさやキャリアに翻弄され、置かれている立場や状況に埋もれ、『自分』を見失いかけた経験から、『母として、妻として、そして、一人の女性としての輝きを忘れない』ことの大切さを痛感し、セルフブランディングの重要性を伝え続けている。

2020年11月、女性キャリア支援団体“essence of abundance“を立ち上げ、ブランディングプロデューサーとして活動。 ママ、女性、また学生向けのセミナー等を開催。



女性キャリア支援団体 essence of abundance

essence of abundanceプロデューサー

essence of abundance インスタグラム https://www.instagram.com/essence.of.abundance/?hl=ja



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